new music lab vol.1 小山卓治×井口一彦

2年以上ブログ書いていなかった。
その間色々あったのに書きかけもあるし…。


2018年6月23日 阿佐ヶ谷ハーネス
この二人の組み合わせはいつ以来だろう。
アコナイファイナル?四人の男?田中一郎氏のイベント?
少なくとも10年以上前の話か。
6年前にFBで井口さんとつながった頃は
音楽シーンから遠ざかっていた時期だったので、
こんな日が来るなんてその頃は思っていなかった。
世の中まだまだ信じていいんだね。

しかしハーネスしか来ないといわれている僕としても
小山さん側は完全アウェイな状況。
僕は井口さんのファンの知り合いもできでいたので、
幸いでしたが。

トップは小山さん。
入口に届いた花を見て順番が変わったようです。
「手首」から始まった演奏。
次の「夕日に泣きたい」「天国のドアノブ」
などは井口さんと一緒にやっていたころは、
たぶんなかった曲ですね。
そして最新アルバムからは
「パパの抒情詩」「光が降る」
ピアノで「美しい沈黙 -薬害AIDSで逝ったTへ-」

井口ファンが知らない曲を中心に
今の小山卓治というのを見せた感じなのか?
古い曲は35年前の前日に発売された「NG!」の中から
「フィルムガール
お卓なファンがいない温かい拍手が多かったライブ。
ちょっと新鮮だったなぁ。

続いて井口さん。

井口さんの方はおしゃべりの時間も多かったが、
最新アルバム「プラタナス」の曲を。
このアルバムどちらかといえばLOVESONGというアルバムで、
素敵なアルバム。
カーステにも入れているが「14時05分」などは
非常に心地よい曲です。
その曲の解説(?)から始まり
「SLOWDOWN」、「MMBL」、「プラタナス」、「ONEDAY」,
「青時雨」。
途中で「限りない明日のために」からの「ブルースカイブルー」
一つ井口さんのルーツが見えた感じでした。
色々と曲のルーツを紐解いていくと影響を受けたアーティストにたどり着く
そういった話を聞けて良かった。

アンコールは「2人のはるか」「最後の砦」「傷だらけの天使
アンコールで「2人のはるか」を持ってきたのは意外だった。
古い曲例えば井口さんが好きだと言っていた「裏窓」あたりかなと
思っていたので。
井口さんがラブソングを中心だったので
小山さんもラブソングにしたのかな?
続いての「最後の砦」。
そういえば「パパの抒情詩」もそうだったが、
家族のうたを歌うと割と父親がいない曲が多いような気がした。
1番を井口さん2番を小山さんが歌ったのだが、
なんか新鮮。
二人の楽曲が融合するのかどうかという話があったが、
今宵は見事に融合していた。
最後は「傷だらけの天使
自然とこぶしを振り上げていた。

終わってから少々ハーネスで飲んだが、
いつの間にかみなさんいなくなっていたので早めに退散。
飲み足りなかったので知り合いのお店で少しだけ。
駅からの帰り道も非常に軽やかだった。

また再演するといいなぁ。