読了 小説 仮面ライダーファイズ (講談社キャラクター文庫)
僕らの世代は間違いなく昭和の仮面ライダーの世代で、
よく仮面ライダーチップスを買ってはカードを集めたものだ。
さてその仮面ライダーが平成でもやっており、すでに14作目とか。
さすがに最近は見ていないが、
その中で一番好きな平成仮面ライダーをあげろと言われれば、
迷わず仮面ライダーファイズをあげるであろう。
大体のパターンとしてヒーロー対怪人という図式は変わらないが、
この作品では怪人(オルフェノク)の中にも人間をまもり、
共存できる方法を考えているもの、またヒーロー自身もオルフェノクだったりと
色々な要素が取り入れられていた。
さてこの作品だが、昔に読んだ「仮面ライダーファイズ正伝-異形の花々-」が
いい作品だったので、今回はどんな作品なんだろうと買ってみた。
読み始めてすぐにわかったのだが、異形の花々と全く同じ作品。
ただし、最後に前作品の5年後が書かれているという所が違う所。
啓太郎と結花のこどもと思われる赤ちゃんのその後、
雅人がどうなったかなどと、よくできた話ではあった。
(また雅人は気持ち悪く書かれてはいるが。)
ファイズファンとしては面白い作品ではあった。